ストレス
本来「ストレス」は物理学用語で、物体に力が加わった時に生じ
る歪み、
ひずみのことでした
現在、一般的にストレスというと「外部刺激が負担として働く時
に心身に
生じる機能変化」
のことであるようです。刺激への対応が、脳から自律神経、ホル
モンなど
をだす内分泌系、免疫などに
対して、大きな影響をあたえて、様々な症状をおこすことが明ら
かになっ
ています
心身は刺激に対して、常に緊張と緩和を繰り返していますが
その緊張状態のほうが続くと、心身に色々な症状が現れるという
わけです
ストレスは、今や、大人だけではなく、子供にも深刻な症状を生
み出して
いるようです
ストレスも一因となるとされている病はとても多くあります
いくつか例をあげますと、アトピー性皮膚炎、喘息、慢性肝炎、
狭心症、
糖尿病、過換気症候群
過敏性腸症候群、円形脱毛症、無月経...など耳に覚えのある
病名が、
いくつもうかびます
今や、ストレスが主な原因である心因疾患は、200種以上ある
といわれ
ています
また、ガンに対して大きな免疫力があるといわれる
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)をはじめとする免疫機能は、
ストレス
によって
大きく損なわれてしまいます。ちょっとしたストレスなんか..
と軽視す
ることで
大病につながる可能性も指摘されています
かといって、ストレス解消のためなら、何をしてもよいともいえ
ません
例えば、甘い食べ物にはストレスで失われるといわれている、気
分を落ち
着ける物質
=セロトニンの損失を防ぐ作用があるので、甘いものでストレス
を紛らわ
せるかたをおみかけしますが
その効果はごく一時的なものであり、糖分のとりすぎや肥満など
の別の問
題をうみだしてしまいます

考
えられるストレスの原因
これは、千差万別であるといえます
同じような体格、立場、環境で、同じようなことがおきても
それをストレスと感じる度合いは、人によってまったく違うよう
であるか
らです
ゆえに、ストレスは個人差が大きいものといわれます
とはいえ、多くのかたがストレスを感じやすい状況
というものはあるようです。職場や家庭内の人間関係がうまくい
かない
経済的な状況がよくない、仕事などの社会的な活動が思うように
ならな
い、忙し過ぎる
プレッシャーが大きい、自分のキモチより他者や家族などに気を
使う必要
を感じる..などなどがが考えられます
肉体的なストレスとしては、無理な体勢を続ける
同じ体勢や作業を長時間続ける、睡眠時間が思うようにとれない
脳神経系
の疲労
食事や休息をゆっくりとれない内蔵系の疲労...などなどがあ
ると思わ
れます
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ストレスの対処法:できること
ためない〜ス
トレスで問題になるのは、「緊張」です
なるべく心身に余計な力をいれず、自然体をこころがけて暮し
緊張している(た)ことに気づいたら、深呼吸をしたり、きもち
よい方へ
体を動かしたり
縮み・伸びや、ストレッチなどをして、緊張状態からぬけだすこ
とでスト
レスの蓄積を防げます
環境をかえてみる〜今
の生活の中でストレスを感じているなら、新しく何かを
始めてみるなどもよいでしょう。気楽にたのしめるものや、没頭
できるも
のがよいかもしれません
旅行等(周りに気づかうタイプなら、一人旅がお勧めです)で
ストレスを感じている状態と距離をおくことも勧められます
あらかじめ予想でき、さけられるものならば、さけてみるというのも
まずはの対処法のひとつとして考えられます
発散して、ストレス
解消〜特に、交感神経が興奮しているストレス状態
(イライラ、神経がたつなど)のようなら、まずストレスを発散
した後
に、リラックスできる癒し系の解消法を
おこなうと、より効果的なようです。逆である、特に、副交感神
経が優位
になっていストレス状態
(やる気にならない、憂鬱、だるいなど)のようなら、発散のみ
でも効果
がみられるでしょう
運動する、絵を描く、歌をうたう、泣く、笑う、しゃべる、大声
をだす、
音楽をきく
踊る、絶叫マシンにのる、お笑いやホラー映画をみる...など
など、好
みの方法で発散することが勧められます
*** 副交感神経が優位になっているかたは、疲れやすくなっ
ているこ
とが多いようです
疲労をともなわない短時間の解消法ならば、発散するものでも、
リラック
スするものでもどちらでも
効果的な場合が多いので、気分や状態をみて、解消法をえらばれ
るとよい
ようです ***
リラックスして、ス
トレス解消〜温泉や入浴、マッサージ、アロマなどの香り
自然の中をゆっくり散策するなどもよいでしょう。苦手でなけれ
ば、犬や
猫などと遊ぶこともお勧めです
特に子供のストレスには、親とのスキンシップも含め、生物との
温かな
ふれあいが、ストレスの緩和につながるなるようです
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ストレスの対処法:考え方などについて
ストレス状態にあるのに、それに気づいてすらいない
というのが、病につながる可能性が高い状態であるといえます
まず、ストレスを自覚することが大切であるようです
ところで、ストレスは、一概に悪いものとばかりはいえません
それをバネにすることでよい成果につながったり、生き甲斐に育
つことも
あります
はなから「悪いもの」ときめつけず、先入観をできるだけのぞい
て
状態や原因をよくみてみることが勧められます
また、自分の中にある強固な価値観や、先入観などからうまれる
「○○せねば、□□であらねば、ならない」というキモチが、ス
トレスを
増大することもあるようです
これもストレスと同様に、成功のために役立つ場合と、頑なにこ
だわり続
けることで
そうではない結果につながる場合があるように思われます
こちらは、はなから「よいもの、絶対なもの」ときめつけず
先入観をできるだけのぞいて、やはり状態や原因をよくみてみる
ことが勧
められます
人間、不思議なことに、他人の状態や問題の原因、対処法などは
よくわかったりすることが多いようです。「ストレスを感じてい
る自分」
と
少し距離をおいて、他人のように眺める機会をもつことで、糸口
がみえる
こともあるかもしれません
自分の立場や視点をかえることで、同じ状況にストレスを感じな
くなるこ
ともあるようです
人間関係のストレスでは、相手がイヤなことをしていると感じる
などの他
に
相手にどう思われているのかが気になる、ということがあるよう
です
本当のところ、人間のキモチは、誰にもわからないものです
言葉で言っていることと、本心が同じとも限りません
態度と本心が全く一致しているかどうかも
真実はわからないのです
また、相手が自分をどう感じるかは、相手の問題です
できればよく思われたいのは人の常かもしれませんが、その判断
基準は
どんなに自分が頑張っても、相手がもっているものです
わからないことや、特定の他者の問題や基準を気に病みすぎ
それらにキモチやエネルギーを注ぐより、自分が確かにわかるこ
とから
落ち着いて考えてみることも、大切なのかもしれません
ス
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