肩コリ、首コリ
コリとは、筋肉が固くなって緊張している状態です
肩こりは日本人に多いと言われています。肩コリという言葉自体が外国にはないそうですが
在日期間が長い外国のかたの中には、肩コリを訴えるようになるケースが多く見られます
肩周辺の筋肉などが疲労して、硬く緊張した状態を肩こりといいます
ハリや、重さ、だるさなどの感覚の総称として用いられているようですが
内蔵の病気の症状としてあらわれる場合もあるので、注意が必要です
コリがおきると、血液の循環が悪くなるため、筋肉に酸素や栄養が不足し
筋肉の中に、疲労や痛みを引き起こす物質(乳酸など)も溜まってきて痛みはじめます
そうして筋肉から痛みの刺激が脳に伝わると、脳は危険回避などのため
筋肉に緊張するようにという指示をだしてしまいます
それにより、ますますこわばった筋肉が血管をより圧迫して
さらに症状が進むという、悪循環がおこります
単なるコリでも、ひどくなると、吐き気や頭痛などを誘発したり
末梢神経を圧迫して神経的な痛みをひきおこしたり、集中力や気力がでない原因ともなります
また、慢性の肩コリをもっていると内蔵の病気の症状としてでても気づきにくくもなるので
軽いうちに、日頃から解消するよう心掛けることが大切です



考えられる肩コリの原因
肩コリには、周辺や内蔵の病気によるもの、筋肉の慢性疲労によ
るもの
ストレスなどが原因の、心因性のものなどがあります
いずれにしても、血行不良による筋肉への酸素不足と老廃物の蓄積がおきます
病気による関連痛などでおこる肩コリは、もとを治す必要があります。可能性があるものとして
顎関節症やよくない噛み合わせ、歯周病、網膜剥離などの眼病、椎間板ヘルニア等の頸椎や靱帯の病
狭心症や心筋梗塞、肺の病、糖尿病、血圧異常、貧血、胆石、膵臓や胃の病などがあげられますが
便秘などでもコリがでるかたもいらっしゃいます
一度、医師の診断をうけられると安心です
いつもとひどさや感じが違うとか、マッサージの効き目がない場合や、しびれがあるなど
コリ以外の症状がある場合には、特に受診をお勧めします
筋肉の慢性疲労によるものの原因は、様々な要素が考えられます
筋力が弱かったり、衰えているとなりやすいといえます。また、いわゆるなで肩など
体型的になりやすいといわれているかたもいます。猫背や巻き肩、O脚のかた
下をむく姿勢が多いかた、長時間同じ姿勢をとる仕事をされているかたなども、要注意です
歯ぎしりや食いしばりのクセをもっていたり
目の使い過ぎや不適切な矯正(メガネ・コンタクトレンズ)
をしているような場合も、肩コリをまねきやすくなります
心因性のものは、ストレスを受けるとカラダが身構えて
筋緊張や血管収縮がおこるという仕組みからひきおこされるようです
思い悩むと活動量がへるかたが見受けられますが、これも血行不良やコリの一因になります
冷えとあいまって自律神経系の乱調をおこし、肩コリにつながる場合も多いようです
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肩コリの対処法:コリをやわらげる
コリをほぐすには、ストレッチや入浴、よいマッサージなどなど
が勧めら
れます
ストレッチをおこなう場合は、単に伸ばすだけでは効果が少ないといわれています
必ず縮めるものも取り入れて、行うのがよいでしょう
ストレッチは、筋肉が少し温まった状態で
きもちいい程度で、末端からおこなうのがコツといえます
ラジオ体操でもおこなわれている
ような、
息を吸いながら
胸を開くようにして手を伸ばし、息を吐きながら自分を抱えこむ感じの動きなどを
ゆっくりと数回おこなうだけでも、軽いストレッチになります
冷えが原因の肩コリだけでなく、シンから温めて血行をよくするので
入浴もお勧めです。特に、中温のお湯に肩までしっかり10分ほどつかるのがよいといわれます
*心臓などに懸念があるかたは、肩までつかるのは避けてください
*入浴が難しい場合は患部をあたためるのもよいですが、四十肩など
炎症をおこしている場合は逆効果になりますので、避けてください
マッサージは、あまり強い力でおこなうと
かえって筋肉などをいためる可能性があります
また、患部だけをおこなうより、腕などにも(できれば全身)
おこなうのが効果的です。ツボを押すのもよいでしょう
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肩コリの対処法:予防などのために
体型がなで肩であるかたは、構造上、肩に負担がかかりやすいの
で
肩や首や、肩甲骨を支える筋肉の強化運動をするなどして
かかる負担を、軽くするように努めるのがよいでしょう
四十肩などのための運動や、腕立て伏せなどを日常的に行うのも勧められます
姿勢がよくないかたは、筋力が弱くなっているケースが多く見られます
いわゆる猫背などは腹筋、O脚は足や骨盤付近の筋肉、巻き肩では背部の筋肉という具合です
すると、全身のバランスがくずれ、背中や肩などに緊張が強いられ続けることになります
弱っている部位を焦点にあてたアイソメトリックス・トレーニングをしたり
全身のバランスを整えるような運動などを日常的に行うのがよいでしょう
また、作業環境を整えた上でも、同じ姿勢を長時間つづけることは
なるべく避け、合間にストレッチなどをはさみましょう
アイソメトリックス・トレーニングの例をあげます
両手をおでこに当て、頭と手で押し合います。次に、後頭部で手をくんで、同じように押し合います
同じ要領で、左右、斜め方向などを、各々6秒ほど息を止めて無理ない範囲で力いっぱい
3セットずつおこないます。これが首の筋力強化になります
他の部位も、同様におこなうことができます
骨盤付近の深い筋肉強化には、ピラティスやスクワットなどもよいでしょう
光の点滅がある、蛍光灯下での読書や、パソコンディスプレイでの作業は
点滅がない、白熱灯や液晶画面によるものより脳がうけるストレスが大きく
眼精疲労もふえます。そうした配慮をした上で、長時間同じ距離のものを見続けず
合間に、遠くをみるなどをはさむことが大切です。めがねなどは、まめに度数等を合わせましょう
食いしばりについては、こちらを参考にしてください
自律神経の乱れによりおこるコリの引き金は、主に冷えとストレスです
冷えについてはこちら、ストレスについてはこちらをご覧ください
どちらにも、気分よくできる範囲のウォーキングがお勧めです
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