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四十肩・五十肩 四十 肩・五十肩

肩関節のまわりにおこる炎症を、四十肩、五十肩(正式には、肩 関節周囲 炎)
最近では、20〜30代といった若い世代でも発症するかたがふえているようです
いつ、誰におこるかわからないといわれます。突然、発症したように感じられるケースが多いようです

腕を上下ほか様々な動作をした時に、肩に痛みを感じて
思うように動かせない、スムーズにできない場合、四十肩、五十肩がうたがわれます
(慢性関節リウマチの初期症状と似ているので、医師の診断をあおぎましょう)

なりやすい傾向は、性別などで特に指摘されていませんが
長年、スポーツや仕事によって肩関節やまわりの腱などを酷使してきて
過去に関節を傷めたことのある人は、いったんかかると治りにくい傾向があると言われています

放っておいても、半年から1年で自然に治るものですが
関節の動きがわるくなる場合もあるため、手当てや治療が勧められます
おこると日常の生活に不便が伴う場合が多いので、予防が大切です

*スポーツを行った後にくる肩の痛みの多くは、肩の筋肉(僧坊筋など)が
いたんでおきるもので、関節の炎症である四十肩、五十肩とは、別ものである場合がほとんどです
普段あまり使わず固くなったままの筋肉で、急に運動をおこなうとなりやすいようです


考 えられる四十肩・五十肩の原因

四 十肩・五十肩の対処法:痛みのために

四 十肩・五十肩の対処法:動かすために

四 十肩・五十肩の対処法:予防のために

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考えられる四十肩・五十肩の原因

四十肩、五十肩(肩関節周囲炎)では、腕の筋肉の先にある腱が 炎症をお こしたり
(上腕二頭筋の腱炎)、上腕骨の端を取り巻く筋腱組織である腱板が、損傷や断裂をおこしたり
骨と腱板の間にある、肩峰下滑液包が炎症をおこしたり、石灰がたまるなどの状態になります

痛みを伴う、これらの炎症などがおきる原因は明らかにされていませんが
肩を使う頻度がへったことや、現代生活などからくる姿勢の悪さ・背中側の筋力の低下などによる
巻き込み肩などから、おきやすくなるという可能性が指摘されています
巻き込み肩で腕を動かすと、肩関節に大きな負担がかかります
腱板の動きが制限されて骨に当たりやすくなり、ここに炎症をおこす可能性が高まるようです

たとえば、目をつぶって雑巾をかけます。そこで、まっすぐかけたつもりが横にそれているとか
腕をからだの脇にたらして、手のひらを腿につけ、親指を外側へ回す方向に
手のひらを180度回転させます。それで手の甲が腿にぴったりつかない
などは、肩のバランスが崩れていたり、巻き込み肩であるといえます

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四十肩・五十肩の対処法:痛みのために

炎症の初期(急性期。目安として1週間程度)、何もしなくても 痛んだり
熱感があったり、夜間痛がでるなどの時は、動かさずアイシング(冷や)して、安静にすることが勧められます

それを過ぎた激痛潜伏期(目安として3週間程度)の痛みには、肩関節まわりを少し広範囲に温める
湿布薬を貼るなどが、一般的に勧められています。遠赤外線で温めるのも効果があるようです
冷やさないよう、袖無しや襟ぐりの大きい衣服などはさけたほうがよいでしょう
痛みが強い場合の一時的な対処として、痛み止めや注射が処方されるようです

四十肩、五十肩(肩関節周囲炎)をおこされているかたは
肩の痛みをかばうなどの理由で、腰そのほかも固くなったり、バランスが大きく崩れる場合があります
全身のケアをおこなうほうが、症状の回復が早いケースが多いようです

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四十肩・五十肩の対処法:動かすために

炎症をおこしている細胞も、いれかわります
たとえば腱板はおよそ200日ですべていれかわるといわれています

しかし、動かさずにそれを待っているだけだと、関節が動かしにくくなる可能性が高くなります
上記にあげた急性期(目安として1週間ほど)をすぎ、激痛潜伏期(目安として3週間程度)に入ったら
無理のない範囲で、感覚をききわけながら、回復のための運動を始めることが勧められます

勧められている運動を、いくつかあげてみます
ゆっくりと、痛みをあまり感じない程度に毎日行ってみましょう

・肘を肩と水平になるように真横にあげ、その肘で円を描くように
大きく肩を廻していきます。時計・反時計周りを両肩それぞれ10回、3セット程度おこないます
・壁と平行に立って、カラダの脇に腕をたらします。その高さから、指先で壁をつたうようにしながら
徐々に腕をあげていきます。負担をかけすぎないよう、無理をせず1日10回程度、行ってみましょう
・腕をあげるのがつらくなくなったら、鉄棒や梁などを使って
体重を利用しながら、肩関節をゆっくり伸ばします。これも痛まない範囲で10回程度、毎日行いましょう

さらにそれをすぎて慢性期にはいると、痛みの症状がやわらぐかたが多いようですが
気を抜かず運動療法を続けることが大切です。その際、痛みを感じない程度におこなうのがコツです

肩の運動がつらくなくなったら、さらに運動を大きくしていきます
・痛めた肩側の手を上、反対を下にして、棒状のものまたはタオルなどを背中にまわします
それを両手で上げ下げします。1日10回、5セット程度おこなうのがよいでしょう

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四十肩・五十肩の対処法:予防のために

四十肩・五十肩は、肩や腕などに違和感やしびれなどの前兆があ る場合が 多いので
これを見逃さず、肩関節を適度に動かしたり温めることで、症状の進行を抑えましょう

肩の関節は、年齢とともに可動域が狭くなっていくかたがほとんどです
日頃から、よいカラダの動かしかたや使い方をする習慣を身につけ
適度な運動やストレッチなども行い、無理のない範囲で肩関節を動かすよう心がけましょう

予防のために勧められている、深部の筋や腱板をきたえる運動をあげます
どちらも、肩を動かしてしまうと普段使っている筋肉を鍛えることになってしまうので
動かさないように注意して行いましょう

・両手の親指でゴムをひっかけ、前へならえの状態(両肘を脇腹につけ
肘から下を前に水平にだしたかたち)にし、肩より外にでないように片方ずつ動かします
回数は、30回程度ずつ行うとよいでしょう

・同じく前へならえの状態にし、手の平を下へむけます
その高さの台に乾いた布をのせて、雑巾がけの要領で左右に動かします
これも片方ずつ、30回程度、毎日おこなうと効果的です

猫背、さらに巻き込み肩などにならないよう、姿勢を保つことも心がけましょう
特に背部の筋肉をしなやかに鍛えたり、デスクワーク時の机や椅子、パソコン画面などの
高さや角度を工夫するなどもよいでしょう

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